2011年09月26日

被災地報告③石巻市~女川町

取材最終日は石巻市から最終目的地の女川町へ。
レンタカーで走るが、大粒の雨で気温が低下。18度で寒いほど。

石巻市・・・死者・行方不明者約3900人
       がれき撤去率26%


ホテルをチェックアウトし、まず向かったのが石巻日日新聞。
輪転機が動かなくなり、6枚の壁新聞を張り出した記者たちの使命感が報道された。
今も「がんばろう石巻」の文字が社屋に見える

被災地報告③石巻市~女川町

漁港へ向かう道。両脇には壊れた工場、破壊されつくした住宅が広がる。
カメラを向けることすらためらわれるほど。
中央分離帯に転がる大きな看板?タンク?もそのままに。
車と比べるとその巨大さがよくわかる

被災地報告③石巻市~女川町


女川町・・・死者・行方不明者 約1000人
       がれき撤去率 44%


人口の1割が亡くなった町。
高台にある病院も被災するなど、8割の建物が倒壊した。かつては旅館だった建物。

被災地報告③石巻市~女川町

完全に横倒しになって土台が見えているのは・・・女川町警察署。
道路だけがなんとか直されたが、のり面がないため運転を誤るとがれきに落ちそう。
誰も歩いている人がいなかった

被災地報告③石巻市~女川町

女川第2小学校の片隅に建てられたプレハブが女川さいがいFMのスタジオ。
若いスタッフが泊まり込みで町民のための放送をしている。
NHKの記者も泊まり込みでドキュメンタリー撮影をしていた

被災地報告③石巻市~女川町

狭いスペースにアナウンサー、ディレクターとオペレーターがすし詰めに。
全員が被災者でもある。

朝・昼・夕方1時間ずつの生放送。番組しめの言葉は・・・
「がんばっぺ、女川!」

被災地報告③石巻市~女川町

今回の取材は2泊3日、移動距離1466キロ。
半年たった被災地のごくごく一部の様子だけでも伝えられたでしょうか・・・?

明後日のSBSラジオでインタビュー素材など放送する予定です。


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Posted by れいこ at 16:49 │活動記録

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